去る10月28日(土)に公開授業が行われました。

この公開授業はウリハッキョの置かれた現況を日本人たちが直視することと、園児・児童・生徒たちの姿を通じより理解を深め、これから一層協力していこうとの趣旨のもと、「日本と南北朝鮮との友好を進める会」をはじめ日本の方々を中心に実行委員会を立ち上げ、今年で2回目になります。

公開授業ではまず、園児・児童・生徒の授業を一時間公開しました。授業を参観した参加者は園児・児童・生徒たちのいきいきとした姿や教育の質に舌を巻き、素晴らしい感動を得たと口々に述べました。

授業後には園児・児童・生徒たちによる小公演が行われました。水準の高い公演に参加者たちは惜しみない拍手を送りました。

その後は「高校無償化裁判大阪地裁判決について」の題で大阪弁護団・李承現弁護士による講演会が開かれました。講演会は大阪地裁の勝訴と広島・東京地裁の敗訴の違いについて解りやすく解説しながらこの場に集まったすべての方々の力によって、継続的に運動を展開していかなければならないことを痛感した意義深いのものになりました。

最後に意見交換会が行われました。時間が限られた中、ウリハッキョに送る保護者の心情や、日本人たちにできることは何か等建設的な意見が行き交いました。

公開授業を通じウリハッキョは同胞のみならず、日本の友人の皆様方のお力添えなくして発展はしないということを改めて感じました。このような機会を与えた下さった「進める会」を中心とした実行委員会の皆様方、チョンマルロ コマッスンミダ!!